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大型物流センターを開発!堅実な財務基盤で成長し続けるグループ売上146億円企業

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大阪府に本社を構える丸進運輸株式会社は、運送事業を主軸に、倉庫保管・輸出入など幅広く手がけるグループ売上146億円の総合物流企業です。長年にわたり堅実な経営を積み重ねてきたことで、強固な財務基盤を構築。半田靜夫社長が語る経営哲学に、成長の核心がありました。

目次

まず、会社の現在の規模や事業内容を教えてください。

半田社長: グループ全体の売上は直近で146億円ほどになりました。運送を中心に、倉庫保管、輸出入、外国人材の紹介・管理業務、貿易代行、LC(信用状)発行、ファクタリング、建設機械の中古売買・修理、福祉・就労支援施設の運営まで、幅広く展開しています。運送に関係のない分野もありますが、「儲かって税金を払う、それが社会貢献」という考え方でやっていますので、領域にはこだわっていません。

運送事業においては、車両全体の約7割が冷蔵・冷凍対応車となっており、食品輸送に強みを持つ体制を構築しています。運送の車両だけでも相当な規模になりますが、やはりいまは大阪の物流センターが会社の顔になっていますね。センターができてから、銀行やお取引先の方からのご評価も明らかに変わりました。


創業当時のお話を聞かせてください。どんなスタートだったのでしょうか。

20歳前後のころから、小さいトラック1台で始めました。最初の1年は、4畳半の風呂もトイレもないアパートに住んで、1人でほぼ毎日働きましたね。でも貧乏だと思ったことは一度もないんです。毎日が楽しかった。従業員に給料を払いながら、自分の取り分は1万円にも満たないような時期もありました。それでも会社にお金を残すことを最優先にしていたので、手元に残ったわずかなお金がとにかく嬉しかったですね。「鶏口牛後」という言葉を若い頃に知って、どんな小さな仕事でも自分がトップでやっていこうという気持ちが、ずっと根っこにあります。

強固な財務基盤をつくるためにどのような取り組みをされていますか。

難しいことは何もなくて、「現金で買えるようになるまで買わない」ただそれだけです。車をローンで購入したのは最初の1台だけです。2003年に本社ビルを建てた際、「もしこの建物を賃貸で借りるとしたら、家賃は月150万円はかかる」と友人に言われました。一方、実際にビルを所有した場合の年間コスト(固定資産関連費用)は年間156万円、月にならすとわずか13万円です。

つまり、賃貸なら年間1,800万円(150万円×12ヶ月)かかるところを、所有なら年間156万円(13万円×12ヶ月)で済む。その差額は年間1,644万円、「1,600万円以上得している」計算になります。それまでは「資産は持たないでおこう」と考えていましたが、この気づきをきっかけに、考えが変わりました。車も土地も、無理な借入に頼らず、手元資金を活用して投資を行う。この考え方を何十年も続けてきた結果が、現在の会社の体力につながっています。

その結果、資金面でも迅速な意思決定が可能となり、お客様からの急なご相談にもスピーディーに対応できる体制を築いてきました。

「断らない」という姿勢についても聞かせてください。

未経験の仕事でも、まずは「やります」と受け止めます。知っている人に聞き、真似し、改善する。その繰り返しで対応してきました。この世の中にある仕事で、誰もやったことがないものなんてほとんどないんです。だから怖くない。赤ちゃんからお年寄りまで全員が先生だと思っていますから、どんな立場の人の話も聞きますし、そこからヒントをもらうことが多いですね。

以前、ある大手メーカーさんの物流案件で、最初は月600万円ほどの赤字が続いたことがありました。普通なら撤退を考える状況ですが、私は逆に人員を3倍に増やしたんです。

短期的な収益だけで判断するのではなく、将来の関係性を見据えて意思決定を行ったことで、結果として、その取引先は現在では当社にとって重要なパートナーとなっています。最初に「できません」と断っていたら、その後の関係は生まれなかったと思います。


令和3年に新設された大阪物流センターは、会社にとってどんな転換点になりましたか。また、今後の展開についても教えてください。

あれができてから、本当に流れが変わりましたね。取引先の方も、同業者の方も、見るたびに「こんなセンター見たことない」と言ってくださいます。写真より実物の方が大きいですから(笑)。

大阪物流センターは、単なる拠点ではなく、当社の強みを体現する中核機能です。お客様のニーズに応じた大規模な物流対応に加え、スピード感ある意思決定、そしてそれを支える強固な経営基盤により、柔軟かつ迅速なサービス提供を実現しています。

南阪奈道路・三原東ICから約1分と利便性も高く、敷地面積5万2,800m²というスケールです。1階・2階のヤードには大型トラックが約120台駐車でき、給油スタンドと大型洗車機、太陽光発電設備まで備えており、物流拠点として必要な機能をすべて自社で完結できる体制になっています。

大手食品メーカー様との取引も、全国の拠点の中で唯一本社と直接契約できているのは、この実績と規模があってこそだと思っています。今後は売上1000億円を目指しており、四国と関東への拠点拡大も進めています。M&Aも含めてグループをさらに大きくしていきたいと考えています。

センターがあることで、荷主様からすると「倉庫も運送もまとめてお任せできる」という安心感につながっていると思います。新規のご相談も増えましたが、規模が大きくなっても、断らない・素早く動くという姿勢は変わりません。荷主様にとって「困ったときにまず電話できる会社」であり続けることが、私たちの目指すところです。

Profile
丸進運輸株式会社
代表取締役社長:半田靜夫 
昭和44年、前身となる丸進急便を大阪市浪速区にて創業。資本金2万5,000円、トラック1台というゼロからのスタートから、昭和53年(1978年)に丸進運輸株式会社として法人設立。以来、一般区域貨物自動車運送業・倉庫業を中心に、輸出入・建設機械売買・金融・福祉関連事業など多岐にわたる分野へ展開。「現金で買えるようになるまで買わない」という一貫した現金経営哲学のもと財務基盤を強化し、現在では従業員600名・グループ売上146億円の総合物流企業へと成長させた。

会社概要

  • 社名: 丸進運輸株式会社
  • 代表者: 代表取締役社長:半田靜夫 
  • 本社所在地: 兵庫県伊丹市森本8丁目104番地
  • 設立: 昭和53年10月27日
  • 売上高: グループ売上:146億円(直近実績) 
  • 保有車両: 500台
    – 大型車15t(ウイング車・冷凍車・平ボディ)
    – 普通車4t(ウイング車・冷凍車・平ボディ)
    – 普通車3.5t(冷凍車・平ボディ)
    – 普通車1t(冷凍車・平ボディ)
    – 可動式クレーン車
    – セルフローダー車(13t)
    – 軽貨物車
    – 営業車
    – フォークリフト
  • 従業員数: 600名
  • URL:https://marushin-unyu.co.jp/
  • TEL:072-782-5553
  • 輸送品目:衣料品、菓子、食品、花卉、精密機器、雑貨、飲料、日用品、冷凍品 他
  • 事業内容:一般貨物自動車運送業・倉庫保管・輸出入業・建設機械売買・福祉関連事業 他

お問い合わせページ:https://hakopro.jp/company/35237

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