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【重要】法改正!2025年4月1日から全ての貸切バスにデジタコ装着が必須に!

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2025年4月1日より既存車両も含めた全面義務化がスタート

2025年4月1日から、全ての貸切バス車両においてデジタル式運行記録計(デジタコ)の使用が完全義務化されました。

昨年2024年4月の新車対象の義務化に続き、今回は既存車両も含めた全面的な適用となります。

この記事では、デジタコ義務化の概要や背景、そして対応が遅れている事業者様向けの緊急対応策と導入メリットについてご説明します。

目次

デジタコ完全義務化のタイムライン

国土交通省は2023年10月、旅客自動車運送事業運輸規則等の一部改正を交付し、貸切バスの安全対策を強化しました。

この制度改正により、デジタコの使用が段階的に義務化されてきました。・第1段階:2024年4月1日 – 新規登録車両に適用

・第2段階:2025年4月1日(本日) – 全ての既存車両に適用

4月1日からは、2024年3月31日以前に登録された既存車両も含め、全ての貸切バス車両にデジタコの装着と使用が義務付けられています。

アナログ式運行記録計のみでの対応はもはや認められず、すべての運行記録はデジタル方式での記録・保存が必要となりました。

なぜデジタコが義務化されたのか?

この規制強化は、2022年に静岡県で発生した貸切バスの横転事故を受けての対応です。国土交通省の調査によると、過去に重大事故を起こした貸切バス事業者の多くは、点呼の未実施など運行管理が不十分だったことが判明しています。

デジタコの装着を義務化することで、以下のような安全対策の強化が図られています:1.運行記録の改ざん防止

2.正確な運転状況の記録と分析

3.乗務前後の点呼記録の確実な保存

4.ドライバーの労働時間管理の厳格化

完全義務化で必要となる対応

4月1日からの完全義務化に伴い、貸切バス事業者は以下の対応が必須となります:

1. デジタコの装着と運用

アナログ式運行記録計を使用している全ての車両は、至急デジタコへの切り替えが必要です。装着できない特殊車両(ボンネットバスなど年式が古い車両)については、複数のメーカーからデジタコ装着困難の証明を取得・保存する必要があります。

2. 記録の電子データ保存

運行記録は電子データとして3年間保存することが義務付けられています。点呼の記録も電子データでの保存が必須です。

3. 点呼の動画記録

乗務前後の点呼時には、以下の内容を含む動画記録を90日間保存する必要があります:点呼実施者とドライバーの映像 点呼時の指示事項等のやりとりがわかる音声 ドライバーの顔が識別できる映像

4. アルコールチェックの記録

アルコール検知器を使用した酒気帯び確認の様子を撮影し、ドライバーの顔写真を90日間保存する必要があります。

まだ対応していない事業者の緊急対応策

完全義務化が始まった4月1日時点でまだ対応が完了していない事業者は、以下の緊急対応を検討してください。

速やかなデジタコ発注と装着予約:デジタコメーカーや販売代理店に連絡し、できるだけ早い納品と装着を依頼しましょう。

運輸局への相談:対応の遅れについて、管轄の運輸局に相談し、指導を受けてください。

運行計画の見直し:デジタコ装着完了までの間、代替車両の使用や運行計画の見直しを検討してください。

デジタコ導入のメリット

義務化対応だけでなく、デジタコ導入には多くのビジネスメリットがあります。

1. 安全性の向上と事故防止

デジタコは速度や加減速などの運転状況を正確に記録できるため、データに基づいた効果的な運転指導が可能になります。これによりドライバーの安全運転スキル向上と事故防止が期待できます。

2. 労務管理の効率化

運転時間の正確な把握によって、ドライバーの労務管理が容易になります。多くのデジタコや管理ソフトには、改善基準告示に基づくチェック機能や長時間連続運転の警告機能が搭載されており、法令遵守や働き方改善に役立ちます。

3. 業務効率化とコスト削減

・運行記録がデータで自動保存されるため、手書きの日報が不要

・燃費データの可視化による燃料コスト削減

・急発進・急ブレーキなどの検知による車両メンテナンスコスト削減

・労務管理の効率化による人件費の最適化

効果的なデジタコ活用のためのポイント

義務化対応を単なるコスト増と捉えるのではなく、ビジネス改善のチャンスとして活用しましょう

1. 適切な運行管理ソフトの選定

デジタコから得られるデータを最大限に活用するためには、適切な運行管理ソフトの導入が重要です。以下のような機能がある製品を検討しましょう:・クラウド連携によるリアルタイム管理

・複数車両の一元管理

・労務管理システムとの連携

・燃費分析レポート機能

2. ドライバー教育への活用

デジタコのデータを活用して、具体的な数値に基づいたドライバー教育を実施しましょう。安全運転スコアの可視化や、優良ドライバーの表彰制度導入なども効果的です。

3. 顧客アピールポイントとしての活用

安全対策の強化をお客様への安心・信頼のアピールポイントとして活用しましょう。ホームページやパンフレットで、デジタコ導入による安全管理体制の充実をアピールすることで、選ばれる貸切バス事業者としての差別化が図れます。

まとめ:義務化をチャンスに変えよう

4月1日から始まったデジタコの完全義務化は、貸切バス業界全体の安全性向上のための重要な一歩です。単なる規制対応と捉えるのではなく、自社の安全管理体制の強化と業務効率化のチャンスとして積極的に活用しましょう。

乗客が安心して利用できるバス事業者として、デジタル技術を活用した新時代の運行管理を実現し、安全で効率的なバス事業の運営を目指しましょう。

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